saxの時間

サックス初めてみませんか?

音色を改善したいなら、初心者むけサックス倍音練習のすすめ

こんにちは、じゅりです。

 

倍音練習、いわゆるオーバートーンの練習ってご存知ですか?これをやるとサックスの音色がぐっと良くなるそうなので、わたしのような初心者さんもぜひ一緒にチャレンジしてみてくださいね。

 

4コマ

f:id:julisax:20190623231021j:image

 

 同じ指なのに違う音が出るって不思議!そういえば、同じ指でも裏返って変な音がでますもんね

裏返るのも「倍音」の成分が出ているからです、この倍音成分がコントロールできると音色がぐっと良くなってきます

 

倍音(オーバートーン)とは?

引用しますと、

振動数が基音の自然数倍にあたる音。

正弦波以外の音には通常含まれている。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C7%DC%B2%BB 

 

えーーーっと、、、

 

実体験をもとにして例を言うと、ドの音ならドだけでなく、その他(基音の自然数倍)の音も一緒に鳴っています。それが倍音。

昔、レッスンで先生とデュオをしたときに倍音の効果を感じました。

 

倍音とは何か?

声も楽器も、音という音には通常たくさんの音の成分(周波数)が含まれています。

単一で純粋な音の成分のみで出来ている音の方が珍しいとのこと。

この辺りの難しいことはウィキペディアにお任せしますが、分かりやすく解説してくれているページが合ったので引用させていただきます!

 

http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20090920/1253424521

 

簡単に説明すると、ドの音ならドだけでなく、その他(周波数の整数倍)の音も一緒に鳴っているので、そのド以外の音の部分(成分)を「倍音」というとのこと。

ちなみに出している元の音、先ほどの「ド」ならその「ド」のことを「基音(きおん)」というそうです。

 

倍音を含む音同士を楽器などを使って一緒に鳴らすと、お互いの基音だけでなく倍音の成分が強めあったり、弱めあったりするんですね。

 

基音と目指す倍音の目安

 

先ほどの話に戻って、「ド」を出すならその「ド」のことを「基音(きおん)」といいます。

今回、先生は最低音の「シ♭」を「基音」として、その3倍音まで出せるように練習していきましょうね、ということでした。私はすでに2倍音まで意図せず、勝手に出そうになっているので、ここまではいけそうです。

そして、3倍音の「オクターブキーを押したときのシ♭」がひとつ初心者が目指す目安になるそうです。

 

 倍音が出せると何がいいの?

この倍音を出す練習は、オーバートーンとも言うらしく、すっっっごーーーく効果的な練習らしい。

なにに効果があるというと、とにかくサックスの音色が良くなるとのこと。それに尽きるそうですよ。

 

このオーバートーンを出すには、息の使い方をコントロールする必要があるので、サックスが本来もつ音の響きを出すためにいろいろ試行錯誤して息をコントロールして、そのポイントを見つけていくことになるんです。

となると、サックスを鳴らすポイントをつかむことになるので良い音を出すポイントが分かる!ってことらしい。

分かるような、分からないような。まだ自分はできませんからね。

 

ただ、やりすぎると基本の吹き方が崩れてしまうおそれがあるので、1日10分以上やらないようにしてくださいとのことです。

 

初心者はやりすぎ注意!

 

初心者はまず第三倍音のシ♭まで狙ってみよう!やり方と手順

音の改善になるなら、ぜひやりたいこの倍音練習。

最低音のシ♭まで習った方なら、お試しでやってみると楽しいかも。

 

倍音練習の手順

  1. 最低音のシ♭の運指でシ♭を出す(そのまんまの低いシ♭です)
  2. 指はそのままで、第1倍音のシ♭を出す(真ん中のシ♭です)
  3. 指はそのままで、第2倍音のファを出す(オクターブ+ファの音です)
  4. 指はそのままで、第3倍音のシ♭を出す(オクターブ+シ♭の音です)

そのままで出ない場合は、狙いの音を通常の運指で出して、その感覚を身体にしみこませてから、また倍音の指でやってみるのを交互に繰り返すとつかみやすいそう。

 

例えば、手順4番目の第3倍音を出したいなら、オクターブキーのシ♭の指でまずその音を出してみて、また最低音のシ♭の指にしてさっき出した音を目指す。って感じです。

 

これ、一発で出さないとその音のツボに入ってしまうらしいので、何回もチャレンジするほうが近道になります。

 

倍音練習の注意点

あと、注意点として初心者の私にはその音(倍音)が合っているのか最初は分かりませんでした

 

”手順”のところで ”狙っている音と交互に出すといい” と書きましたがこの交互に音を出してみたときに、まさにピッタリ同じ音!というわけではないんですよ。

 

近いけど、なんか違う。音色やモヤと曇りがかかったような音だったりします。

 

先生は、「それそれ!」と言ってくれたので、そんなもんかな~と思った感じです。1人で練習すると、しっくりこないかもしれないですけど、そんなもんかもしれないですよ。合っているかもしれませんよ。

一人でやるときはあまり深く考えず、追い込み過ぎないほうがいいと思います。

 

あとは、1日10分以上頑張らないこと、ですね。

せっかく整ってきた口(アンブシュア)が崩れちゃうそうなので、変なクセが付かないように練習はちょっとにしておきましょう。

 
まとめ

・倍音(オーバートーン)練習は音色改善に効果あり

・最低音のシ♭で倍音練習をしてみよう

・倍音練習は1日10分まで!基本の型が身に着くまで無理しないで

 

さいごに

そもそもね、最低音のシ♭を出すのでさえ私は苦労しているんですよ、、、。だからその指の状態で、ほかの音を出すっていうことをする余裕はほんとうは全然まだなくって。

でも、だから、きっと、

そこを乗り越えると音を出す余裕がぐっと生まれると思うんですよね。

 

良い音にはあこがれるじゃないですか。

だから、ちょっとこのれ練習は頑張りたいなと思いました。

そして倍音練習ってなんか楽しいです。

普通と違うことやっている遊び感覚になりますので、ぜひぜひ。

 

それでは。