こんにちは、じゅりです。
サックスを初めたばかりで、練習が楽しい時期になんだか指が痛いな~ってことありませんか?
私はレッスンに通い始めて数か月そこそこなのに、どうも右手の親指が痛いです。
親指全体がじんわり痛い。なかでも右手の親指の付け根に違和感がありジンジンして気になっています。
これって腱鞘炎?初心者なのに?そんなに練習時間取れていないのに?
ほんとうにサックスが原因なんでしょうか?
自分でもサックスが原因か分からないので、先生に相談しました。
- 四コマ
- 無理は禁物!ゆっくりいこう. 楽器の構えに慣れるには時間が必要
- 指が痛くならないために構え方をチェック!どこかに負荷がかかってない?
- 演奏するときに指に力が入っていない?鏡で指を見てみよう
- さいごに
四コマ
持ち方は特別変じゃなかった!
でも痛くなった
初心者で指が痛くなるのはよくあることなんですね。
初めたばかりで、持ち方に慣れていないうちは特に痛くなりやすいとのことです。
個人レッスンを受けていると、自分だけが痛くなっているような気がしてしまいます。
グループレッスンなら、他の人は痛くなったりしないのか相談したり、どんな感じかで構えているのか見ることができて比較できるんですけどね。
不安でしたが聞いてみて良かったです。
あまりに痛みが続いているようだったら、ムリしないでくださいね!
私も2、3日は楽器触らないようにしていたらだいぶ良くなりました。
練習したい気持ちをぐっとこらえて、練習を我慢するのも大切です。
無理は禁物!ゆっくりいこう. 楽器の構えに慣れるには時間が必要
どんな楽器でも持ち方や構え方が体に馴染むには時間がかかります。
初心者は、構え方がしっくりこないのも当然ですよね。
私もまだまだしっくりきていないため、サックスの練習をするたびに違和感を覚えます。
「今日はこんな感じかー、この前となんだか違うような気もするな、ストラップ長すぎるかな。もう少し右で構えたほうがいいかな。マウスピースの向きもこれでいいのかな。音は鳴るから、これでまぁいっか!」といった調子で練習をやってます。
正しい構えができているのか気になりますが、自主練習のときは1人ですからレッスンのときのように見て直してもらうこともできません。
自主練習のときは細かいことは気にしないーっと自分に言い聞かせてやっていきましょう。でないとなかなか練習が進まないからね!
でも、痛くなってきたら様子をみてください。
指が痛くならない程度に練習をして、レッスンで気になったところを聞いてを繰り返すことで徐々に改善するのがよさそうです。
ちょっとずつ構え方を直して、じっくり身に着けるくらいがちょうど良んだな~と感じています。
変なクセがついたら大変ですよー。
指が痛くならないために構え方をチェック!どこかに負荷がかかってない?
親指がじんわり痛くなってしまったので、レッスンにて先生に構え方を改めてチェックしてもらいました。教えてもらったチェックポイントをまとめておきます。
サックス本体の上から下へ向けかって、順に確認していきましょう!
- 「ストラップの長さ」→サックスを構えた時に、マウスピースと口の高さが自然に合うようにストラップの長さを調整する
- 「マウスピースの向き」→サックスを構えた時に首が曲がっていないかチェック。自然に無理のない向きになるようにマウスピースを傾けて調整する
- 「親指の位置を確認する」→左手親指はサムレストに、右手親指はサムフックにおく。人によって手の大きさや指の長さは違うので、キーを押しやすい親指の位置は人それぞれです。そのためサムレスト、サムフックの真ん中に指を置かなくてもいいそうです。楽な位置を模索してみてください。
- 「最後にマウスピースをくわえる」→右手親指でサックスを前に押し出し、自然とマウスピースがくわえられるか確認する。このとき親指で上に持ち上げようとして傷めることが多いようです!ありがちなことらしく、ここを気をつけて前に押し出すように心がけると良いです。
右手親指でサックスを持ち上げようとすると楽器の重さがかかって痛くなりやすい!
以上がチェックポイントでした。
とにかく、ムリなく、楽に口にマウスピースがくわえられるってことが重要なんですね!
演奏するときに指に力が入っていない?鏡で指を見てみよう
構え方に問題がないとしても、なんだか指が痛いなーってときもあると思います。
この時に疑うのは演奏や練習中に指にずっと力が入っていないか、ということです。
慣れない運指(指づかい)や、読みなれない楽譜だと特に緊張して体全体で力んじゃうんですよね。
ついつい、指にも必要以上にぐぐぐーっと力が入ってしまっている状態なことが多いです。
この時に気づきがある方法が、鏡の前でサックスを吹く!です。
鏡の前でサックスを練習してみると、指の動きや形が見えるので「まっすぐ」だったり、「反って」しまっていたりすると力が入っている目印になります。
手全体を丸くしてピアノを弾くときのような形に、卵をふんわりつかむような形になっていると程よく力が抜けていて良い状態とのことです。
ピアノを弾くときのように、指の先のほうでやさしくキーを構えてあげられると良いです。指の腹でべったり!は次のアクションにも遅くなるし、力が入りすぎる傾向があるそうですよ。
恥ずかしがらずに、鏡の前でぜひ構えをチェックしてみてくださいね。
自分で思っていたのと鏡で見る構えってなんか違う!指が短いのか、指が伸びがちだし、力が入っています。笑
手が小さい、指が短いなどでキーに届きにくく、ある程度まっすぐになってしまうのはOKです
逆に手が大きい、指が長いなどでキーまで余る人は、折りたたむように手指のポジションを決める必要があるので、個人で多種多様です
- 指に違和感や痛みが出たら2~3日など落ち着くまで練習はやめよう
- まずは楽器の構え方をチェックしてみよう:サックスは右手親指で上に持ち上げようとして痛くなることが多いよ
- 次に指に力が入っていないか見てみよう:鏡の前で構えを見るのがおススメ
さいごに
サックスを初めて間もないので、最初のうちはガツガツと長時間練習したくなりますよね。でも指が痛くなったりするのは要注意です。
初心者が楽器の持ち方に慣れない時期が、1番指を痛めてしまうんでしょうね。
指を痛めたら練習もできませんし、生活や仕事にも支障がでるかも。それは大変ですよね。
私も仕事をしているのでサックスの練習時間はあまりとれないのですが、それでも痛くなりました。
4-5日で気にならないくらい回復しましたよ。
それまで練習おあずけで譜面を読んでいました。楽器を持たない練習も色々できそうですね。
それでは!