こんにちは、じゅりです。
初めてのレッスンではサックスの置き方から習うことが多いんじゃないでしょうか。
サックスの種類(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン)によって置き方が異なるので初心者にはとっても混乱しやすいポイントです。
こちらで、種類別の平置きの仕方をまとめておきますので、参考にしてみてください。
4コマ
初心者には持つのも、置くのもこわい!
基本の置き方(アルト、テナー)
アルトサックスとテナーサックスを床や机などの平らなところに置くときは「キーが多い面を下」にします。
これはサックスを構えた時の右側の面が下になることになって、置いたときの形が上から見るとアルファベットの ”J” の形になる、と覚えておくと間違いないです。
ひらがなの”し”じゃなくて、アルファベットの”J”です
J、 ジェイ 、じぇい ・・・
だめだ、忘れそう、キーがいっぱいついている方を下って覚えておこう
覚えやすい方法は人それぞれですね。
あと忘れやすいのが、ネックの向きを気にすること!
ネックの向きが床に着かないようにずらしてあげないと、「ぐにっ」と行く可能性があるそうです。
特にテナーサックスでは床置きする前にずらすクセをつけてくださいね
案外、置くだけで気を使います。いえ、置くときこそ気を遣うべきなのかもしれませんね。
ちなみに、ケースに入っているときとは逆の向きで入れます。
これも、初心者には置き方を混乱させるポイントだなぁと思います。
基本の置き方(ソプラノ)
こちらも、アルト、テナーと同じくキーが多い方とのことです。
特にメインのキーを下にして置く。
私はソプラノサックスを見たことも持ったこともないので、みなさんは先生や買ったお店で念のため確認してくださいね。
YAMAHAで置き方の紹介ページがあったので、こちらにリンクを貼らせていただきます。
なるほど、キーガードが付いている方を下にするみたい。キーの上に守るように付いているカバーです。
基本の置き方(バリトン)
さて、先ほどのリンクでバリトンの置き方をYAMAHAに習うとキーガードを下にして置きます。
が、しかし、こちらはとにかく重いのでキーに負担をかけないほうがいいらしいです。
上のほうでは管がぐるぐると丸くなっている部分があり、そこが支えとなるので、カタツムリみたいにぐるぐるしている部分を下にしておくとよいそうです。
本体に重量があるためキーを下にすると重くてつぶれることがあるそうですよ。
言葉で説明しても分かりにくいですよね。
参考までにこちらにリンクを貼らせていただきます。
参考になりますように!
なぜこの置き方なのか理解していると間違えにくくなる
よ~く観察しているとだんだん分かってくるのですが、
間違えて反対の面を下にして置いてしまうと、出っ張っているキーがあり不安定でかつ床にあたってグニっと曲がる危険性があります。
私が始めたアルトサックスだと、左手側にある色々出っ張っているキーですね。
これが床や机に当たります。
気づかずに置いてしまうと、そのキーに負荷がかかり曲がってしまって修理が必要になる、なんてことにもなりかねません。
慣れてきたら無意識におけるんですけどね。
慣れてきたときが一番危ないです、、、。
スタンドが絶対便利!いつか欲しい
ちょっと置きたいだけならスタンドを使って置くといいですよね。
狭い部屋でも全然場所をとらないし、安定するし、置いたり取ったりがすぐ出来る。
練習していてもすぐ疲れたりするので、数分置いておいて楽譜を確認したり、口を休めたり、背中や肩の疲れを取るのにいいですよね。
無くても困らないんですけどね。
ただ、欲しいなーってよく思います。
それよりも先に必要なものはまだまだあるのですが、これがあると練習が楽しくなると思うんですよねー。
まとめ
1.アルト、テナーはキーの多い面を下に ”J” の形で置く
・テナーはネックの向きをずらしてから置く
2.ソプラノはメインのキーが多い面を下にして置く
3.バリトンはぐるぐると管が巻かれている部分を下にして置く
さいごに
初心者にとって最初の試練は、
「持ち方」「置き方」「片づけ方」
なんじゃないかと個人的には思っています。
音を出すにも至っていないじゃないか!っとなりますね。うん、どうしようもない。
どうしても初めは慣れていない楽器を触っていると壊してしまいそうでこわごわ扱うしかなくて。
最初の頃は、ケースに入れてもどこかのキーが当たって歪んでしまうんじゃないか、、とドキドキしました。
今では、ケースにぶつかっててもしばらく気が付かなかったりしてヒヤッとします。
慣れってこわい。
では!